少年時代

少年時代 通販商品:少年時代 (Lettres)
定価:¥ 2,730
通販価格:
発売日:1999-08
販売元:みすず書房
通販種別:単行本
クリエーター:J.M. クッツェー
EAN:9784622046806
ISBN:4622046806

Posted in: 未分類 by admin No Comments

アパルトヘイト時代の少年時代

少年時代 (Lettres)
 南アフリカ共和国出身のクッツェーの自伝。自伝といっても、作者が年代にそって記憶をたどっていくといったタイプのものではなく、小説の様にきちんと構成されている。実際、主人公は作者によって終始「その少年」というふうに名指され、作者と少年のあいだには和解しがたい一定の距離が保たれている。

 内容的には、植民者であるイギリス系白人たちとも、現地の黒人たちとも異質な作家の家族の姿が中心的に描かれている。少年は「普通でない」自分の家族を半ば嫌悪し、自分がそのような家族に属しているということの居心地の悪さに悩む。彼の繊細な意識の感じとった疎外感は、南アの抱え込んだ人種問題の縮図である。

 これは、普通我々が作家の自伝に期待するようなノスタルジックな心地よさとは無縁の書物である。アパルトヘイト廃止後の今、クッツェーの自伝を読むことは「歴史」を感じさせてくれる希有な体験に他ならないだろう。

Posted in: 未分類 by admin No Comments

自伝

少年時代 (Lettres)
 『恥辱』がいちばん有名でしょうかね、この作家の中では。
 ある意味マジック・レアリズム? 違うか。
 少年時代の南アフリカ。自伝であるとともに、少年の視点から綴られた歴史、ということにもなるのか。
 しかし、いかんせんストーリーがなさすぎる。ちょっと苦手だ。
 後半はめちゃくちゃ面白いのだが、前半がちょっと退屈気味か。

Posted in: 未分類 by admin No Comments